精肉(せいにく)と副生物(ふくせいぶつ)とは?

牛肉の種類は2つに分けられる

牛肉は体のどこにある肉かで、大きく2つに分けることができます。

大きく分けて2つ
  • 精肉→体格を構成してるお肉
  • 副生物→内臓系のお肉

もっと簡単に言うと、「体の外側の肉が精肉」、「体の内側の肉が副生物」になります。

精肉はいわゆるお肉

精肉(せいにく)は食用の肉を意味する言葉です。

一般的に、「お肉」と言われて思い浮かべるのは精肉です。

お肉と言われて副生物(ふくせいぶつ)内臓系のホルモンをイメージする人はいないですからね。

なお、厚切りやひき肉、薄切り肉など料理しやすいように加工した後の肉を「精肉」と呼ぶこともあります。

副生物はホルモンなど

副生物(ふくせいぶつ)とは、精肉を生産するにあたって副次的に作られる肉のこと。

つまり、内臓系(ホルモンなど)の肉を副生物と言うんです。

昔から、牛を育てるのは外側の精肉を食べるのが目的だったため、内臓系のお肉は精肉を作るとついでに(副次的に)できる肉だったんです。

代表的な牛の副生物
  • ハツ(心臓)
  • レバー(肝臓)
  • マメ(腎臓)
  • ミノ(第一胃)
  • センマイ(第三胃)
  • ハラミ(横隔膜)
  • サガリ(横隔膜)
  • ヒモ(小腸)
  • シマチョウ(大腸)
  • タン(舌)
  • ホホニク(頭肉)
  • テール(尾)

ホルモンなどの副生物は、あくまで精肉(食肉)を作る際についでにできる肉なので、生産量をコントロールすることができません。

ホルモンの需要が高まっても、ホルモンを作るために牛が育てられることはありません。

また、副生物は生肉と比べると悪くなるのが早いという特徴があるので、鮮度がなによりも大事です。

内臓には細菌やウイルスがついてることがあるので、副生物を食べるときにはしっかり焼いて食べましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました