牛肉の種類は2つに分けられる
牛肉は体のどこにある肉かで、大きく2つに分けることができます。
もっと簡単に言うと、「体の外側の肉が精肉」、「体の内側の肉が副生物」になります。
精肉はいわゆるお肉
精肉(せいにく)は食用の肉を意味する言葉です。
一般的に、「お肉」と言われて思い浮かべるのは精肉です。
お肉と言われて副生物(ふくせいぶつ)内臓系のホルモンをイメージする人はいないですからね。
なお、厚切りやひき肉、薄切り肉など料理しやすいように加工した後の肉を「精肉」と呼ぶこともあります。
副生物はホルモンなど
副生物(ふくせいぶつ)とは、精肉を生産するにあたって副次的に作られる肉のこと。
つまり、内臓系(ホルモンなど)の肉を副生物と言うんです。
昔から、牛を育てるのは外側の精肉を食べるのが目的だったため、内臓系のお肉は精肉を作るとついでに(副次的に)できる肉だったんです。
ホルモンなどの副生物は、あくまで精肉(食肉)を作る際についでにできる肉なので、生産量をコントロールすることができません。
ホルモンの需要が高まっても、ホルモンを作るために牛が育てられることはありません。
また、副生物は生肉と比べると悪くなるのが早いという特徴があるので、鮮度がなによりも大事です。
内臓には細菌やウイルスがついてることがあるので、副生物を食べるときにはしっかり焼いて食べましょう。
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