特徴
肉を食べることを目的とした和牛のような肉牛ではなく、牛乳をしぼるために育てられる乳牛です。ホルスタインは日本国内でいちばん育てられている乳牛なんです。
ホルスタインはしぼれる牛乳の量が多く、含まれる脂肪分も少ないため、さっぱりとした飲み心地になります。
牛乳をしぼることができるのはメス牛だけのため、オス牛が生まれた場合は肉を食べる目的として育てられます。
スーパーで販売されている「国産牛」の多くは、ホルスタインです。
ホルスタインの肉としての特徴は赤身肉であること。クセがなくてあっさりしてると言われます。
一般的に育てられる場所
日本全国
代表的なブランド牛
- キタウシリ(北海道)
- 白糠牛(北海道)
- 千葉しあわせ牛(千葉県)
牛乳をしぼるのが主な目的のホルスタイン種ですが、実はブランド牛もあります。
歴史・配合
ホルスタインが牛の種類として確立したのは、オランダのフリースランドです。
しかし、アメリカに乳牛として初めて輸入されたのは、ドイツのホルタイン地方からでした。そのため、アメリカでは「ホルスタイン」と呼び名が使われるようなり、アメリカから輸入した日本でも「ホルスタイン」と呼ばれるようになったと言われています。
ホルスタインは原産国であるヨーロッパでは、乳牛・肉牛の両方の役割を果たせるように改良されました。
一方で、アメリカや日本では牛乳をしぼるための乳牛として、最適化するよう改良され大型になっています。
コメント
[…] 乳牛の種類としては、ホルスタイン種やジャージー種があります。 […]