【交雑種(F1)】和牛と乳牛のハイブリット

交雑種(F1)の特徴や代表的なブランド牛について解説する記事のアイキャッチ 牛の種類

特徴

交雑種(F1)とは、和牛と乳牛を掛け合わせた牛のことです。

乳牛の特徴を引き継ぐので、病気になりにくく早く大きくなります。

赤身の乳牛とサシが入りやわらかくなる和牛の特徴を引き継ぐので、ほどほどにサシが入ったお肉になるのが特徴です。

なお、交雑種(F1)は乳牛と和牛の交配種のため、和牛ではなく国産牛になります。

豆知識

和牛と和牛を交配した牛の場合は、「交雑種(F1)」ではなく、和牛になるのでまちがえないようにしましょう。

一般的に育てられる場所

日本全国

代表的なブランド牛

  • やまゆり牛
  • 鳥取F1牛

歴史・配合

一般的には、ホルスタイン(乳牛)のメスと黒毛和種(和牛)のオスを交配させます。

数はすごく少ないですが、乳牛のジャージー牛と和牛を配合させてる場合もあります。

交雑種(F1)は乳牛よりもおいしく、和牛よりも手ごろな金額で販売できるので生産量が増えています。

名前に「雑種」が入ってると味がイマイチの牛肉に感じるかもしれませんが、各地ではよりおいしい交雑種(F1)を育てようとブランド牛化する動きもあります。

和牛よりもお手頃価格でおいしいので、今後もよりおいしい交雑種 (F1)が育てられるのに期待したですね。

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