名前(読み方)
かづの牛(かづのぎゅう)
牛の種類
日本短角種
育てる地域
秋田県鹿角市、秋田県小坂町
格付け等級
制限なし
特徴
かづの牛は霜降り肉になりやすい黒毛和種ではなく、赤身が自慢の日本短角種。とろけるような霜降りではなく、噛めば噛むほど広がる旨味がかづの牛のおいしさなんです。
かづの牛は育て方も特徴的です。
通常の牛は人工授精で妊娠させますが、かづの牛は大きい牧場に雄牛と雌牛を放ち、牛同士が自然と妊娠するのを待つんです。
生まれてからは、母親といっしょに牧場内で自由に動いて育ちます。春から秋の半ばまでは野山で過ごし、秋冬は牛舎で育てるかづの牛の育て方は、夏山冬里方式と言って昔ながらの方法です。
生まれてから出荷されるまでずっと牛舎内で過ごす育て方が一般的なんですが、かづの牛は自然に近い方法で育てられてます。
日本短角種特有の赤みがおいしい性質と、大自然の中で元気に動かせて育てる方法が合わさって、赤身の魅力が詰まったかづの牛になるんでしょうね。
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