家で牛肉のステーキを焼くのって難しいと思ってませんか?実は、コツさえ分かれば誰でも簡単にできるんですよ。
こだわりの鉄製フライパンも、ガス火のコンロも必要ない、おいしいステーキを焼く方法を紹介します。
スーパーなどで売ってるステーキ肉の厚さは、だいたい1.5㎝〜2㎝です。
この記事では、スーパーで売ってる分厚くないステーキ肉の焼き方を紹介しています。
ステーキを焼くのに使うもの
- 塩→少々
- コショウ→少々
- 油→大さじ1
(サラダ油かオーブオイル) - バター→3〜4グラム
(輸入牛のみ、和牛は不要) - フライパン
(鉄製じゃない普通のフライパンでOK)
フライパンは小さめを使うのがおすすめです。
フライパンが大きいと、熱が伝わるのに時間がかかるんです。この記事で紹介する焼き方は、短い時間で一気に焼き上げるのが大切。
そのため、熱が伝わりやすい小さいフライパンがおすすめですよ。
ポイントは2つ
「片面焼き」と「油をかける」の2つさえ実践すれば、火は通ってるのに固すぎないおいしいステーキが作れるんですよ。
実際に焼く手順
- 手順①下ごしらえ
- 肉は焼く直前に冷蔵庫から出す
- 油は大さじ1
- 塩コショウは目分量で
肉は焼く直前に冷蔵庫から出しましょう。分厚い肉を焼くなら、早めに冷蔵庫から出しておきます。
でも、厚さ1.5㎝〜2㎝ほどの肉は、焼く直前に取り出すのが大事。
冷たい状態から焼くことで、肉が焼けすぎるのを回避できるんです。
塩コショウは目分量で振りかけていきましょう。私はステーキに醤油をかけて食べるのも好きなので、塩の量は少なめにするときもあります。
- 手順②片面をじっくり焼く
- 中火
- 目安(1分30秒〜2分30秒)
焼く時間はあくまで目安なので、肉の側面を見て判断しましょう。
まずは時間をかけて、片面に焼き目を付けていきます。
焼く目安としては、肉の側面の半分くらいが白くなるまで焼きます。
次の画像だとまだ少し早いです。
下の画像のように、側面が半分くらいまで白くなったらOKです。
ひっくり返して反対側を焼きましょう。
- 手順③反対側はサッと火を当てるだけ
- 中火
- 目安(20秒)
反対側は焼きすぎると固くなるので、一瞬を意識しましょう。
反対側を焼くのは一瞬で構いません。
肉の中に火を通すのは、手順④の油かけでやります。
この手順③では、肉の表面を焼くだけなんです。
- 手順④油をかけて焼き加減を調節
- 火は止める
- 45秒〜1分(目安)
- バター4グラム
まず火を止めます。火を止めたら、フライパンの油をスプーンですくって、肉にかけていきましょう。
何回か繰り返すうちに、肉の中にどんどん火が通っていくんです。
肉の焼き加減はこの油をかける時間で調整できますよ。
火を止めたIHコンロの上で45秒も油をかければ、しっかり火は通ってるけど、完全には通り切ってないくらいです。
何回か焼いてみれば、時間を図らなくても自分の好きな焼き加減にできるようになりますよ。
アメリカ産やオーストラリア産の肉を焼く場合は、裏返した直後にフライパンにバター(4グラム)を入れ、溶けたバターを肉にかけていきましょう。
バターを入れることで、輸入牛に足りないコクをプラスできるんですよ。(和牛の場合は、バターは不要)
バターを入れたら、バターをスプーンですくってかけていきましょう。
- 手順⑤完成
おいしくステーキの完成!
あとはおいしく食べるだけですよ。
家でステーキを焼くのって、ガチガチの固い肉になったり、中まで火がとおりきってない生焼けになったりするから難しく感じるんです。
でも、「片面だけを焼いて、油をかける」方法で焼けば、こんなに表面がツヤツヤしたおいしい焼き上がりになるんです。
難しいことは考えず焼いてみよう
「片面をしっかり焼いて、油をかける」焼き方なら、大きな失敗はほとんどないはずです。私もこの方法でステーキを焼いて食べますが、いちばん最初のときから失敗したことはありません。
でも、火加減ぐあい(レア、ミディアム、ウェルダン)や塩加減は慣れてこないと難しく感じることもあるかもしれません。そんなときはどんどん実践するしかありません。
ステーキは食べておいしいだけじゃなく、焼く過程も楽しいもんです。
香ばしい肉の匂いに包まれながら、どんどん焼いて、どんどん焼くのが上手になって、自宅でおいしいステーキが食べれるようになりましょう。
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